『魔女の宅急便』の舞台になったとされるドブロブニクで人気急上昇中のクロアチア。そのすぐ北側に、四国ほどの大きさのスロべニアという国があります。
スロバキアと間違えられてしまったり、クロアチアを旅行するときに「ついでに」訪問する人が多く、ヨーロッパの旅行先としては知名度が低く、印象が薄い国かもしれません。
しかし、ポストカードのように美しい「ブレッド湖」や世界最大級の洞窟「ポストイナ鍾乳洞」など、豊かな自然に恵まれた国で、見どころがたくさんあります。
アドリア海沿岸には、オレンジ色の屋根と紺碧の海のコントラストが美しい海辺の町が点在し、ドブロブニクに負けない景観を楽しむことができます。
今回の記事では、山や湖、洞窟といった豊かな自然と、中世の面影を残す可愛らしい町をもつ小国、スロベニアの魅力を紹介。あまり有名ではないけれども、知られざる魅力をたっぷり秘めた国です。
クロアチアと合わせた9日間のモデルプランも紹介するので、ぜひ旅行の計画の参考にしてくださいね。
クロアチアの「ついでに」などと言わず、ぜひ「スロベニアの魅力を感じに」出かけてみてください!
よく混同してしまうスロバキアとの共通点や違いも紹介していきます。
スロベニアってどこにある?スロバキアとの違いは?
スロベニア共和国は中央ヨーロッパの国で、クロアチア、イタリア、オーストリア、ハンガリーと国境を接しています。
面積は約2万㎢で日本の四国と同じくらい、人口はわずか200万人ほどの小さな国です。
よく間違えられるスロバキアは、人口約540万人。スロバキアの面積は約5万㎢なので、人口も面積もスロバキアはスロベニアの約2.5倍あるイメージです。
また、地理的にいえば、スロベニアはオーストリアの南にありますが、スロバキアは北東にあります。スロベニアはアドリア海と接していますが、スロバキアは内陸国で海がありません。
ヨーロッパ観光の視点でいうと、スロベニアはクロアチアと一緒に、スロバキアはチェコやハンガリーと一緒に周遊する人が多いのも違いのひとつです。
スロベニアとスロバキアの共通点
よく混同されてしまうスロベニアとスロバキア。それもそのはず、じつは共通点が多いのです。
ここでは2つの国の共通点を4つ紹介します。
- 民族
- 国旗
- 独立へのあゆみ
- EU加盟国
スラブ民族
スロベニアもスロバキアも、スラブ系の民族です。
そもそも、スロベニアの国名は「スラブ人の土地」、スロバキアは「スラブ民族の地」という意味があります。
どちらもスラブ民族に由来しているので、国名が似ているんですね。私たちが混乱してしまっても仕方がありません。
白・青・赤を使った国旗


国名も似ていますが、国旗もとても似ています。
中欧・東欧のスラブ民族国家では、国旗の配色に赤、青、白が用いられているケースが多いです。
代表的な国家としては、ロシア、チェコ、クロアチア、セルビア、そして今回紹介しているスロベニアとスロバキアがあります。
この白・青・赤は「スラブ3色」といわれ、白は高貴と率直を、青は名誉と純潔性を、赤は愛と勇気を表しています。
フランスが縦模様なのに対して、「スラブ3色」は横模様です。
独立のあゆみ
両国とも1990年初頭に独立を果たしました。
スロベニアは、もともとユーゴスラビアの一員でしたが、1991年に独立しました。
スロバキアは、チェコと連邦共和国を組んでチェコスロバキアをなしていましたが、1993年に連邦を解消してスロバキアとして独立しています。
歴史をさかのぼると、どちらもオーストリア・ハンガリー帝国に組み込まれハプスブルグ家のもとで発展してきました。
EU加盟国
どちらもEUに加盟し、通貨も両国ともユーロを使用しています。
スロベニアの景勝地「アルプスの瞳」ブレッド湖

スロベニアを有名にしているのが、「アルプスの瞳」とも称されるブレッド湖。
青く澄んだ湖に小さなブレッド島が浮かび、バロック様式の聖母マリア教会がひっそりとたたずんでいます。
遠く向こうにはユリアン・アルプスが見渡せ、緑豊かな山々に囲まれた美しい風景を楽しむことができます。


聖母マリア教会は、スロベニア人にとってあこがれの結婚式場でもあります。
ここではおもしろい習慣があり、花婿は花嫁を抱きかかえて99段の階段を登って教会まで行かないと挙式できません!
晴れて挙式の予約が取れたカップルは、式に備えて、花婿は身体を鍛え、花嫁はダイエットに励むそうです。
また、恋愛成就の場所としても知られ、聖母マリア教会の鐘を3回鳴らすと恋が叶うといわれています。
訪問した際には、ぜひ鐘を鳴らしてみてくださいね!

聖母マリア教会があるブレッド島までは、手漕ぎのボートに乗ってわたります。
ボート漕ぎはハプスブルク家から代々続く世襲制で、よそ者はなることが出来ません。
なんとボートは手作りで、電動ボートは禁止されています。
ボート漕ぎは、みんな自分の仕事にすごく誇りをもっていて、伝統を守る姿が印象的でした。
世界最大規模のポストイナ鍾乳洞

ポストイナ鍾乳洞は、全長約27㎞、ヨーロッパ最大を誇る洞窟です。
何万年とかけて形成された鍾乳石や石筍が、上からも下からもつらなり、迫力満点です。
見学するには、トロッコ列車に乗って洞窟内に入っていきます。これが結構なスピードがあり、アトラクション感満載。気分はまるで地底探検隊です。

その後、徒歩にて洞窟内を見学します。
ここでは、目が退化してしまい、肺とエラをもつ「プロテウス」という変わった生き物が生息しています。
鍾乳洞内はライトアップされていて明るいですが、電気が消えると真っ暗闇。こんな暗闇でずっと生活していると、なるほど目も退化してしまうというわけです。
スロベニアにはもうひとつ、世界遺産のシュコツィアン洞窟があります。
2つの洞窟があるのが、カルスト地方と呼ばれる地域。じつは、石灰岩などが侵食されてできる「カルスト」という地形の語源になったのがこの場所なのです。
アドリア海沿岸の港町ピラン

スロベニアはアドリア海と接していますが、その海岸線はわずか45kmしかありません。
しかし、この短い海岸線沿いには、イタリアの影響を受けて発展した町がいくつもあり、海岸線とあいまって美しい風景を生み出しています。
なかでもピランの美しさは別格。
トリエステ湾とピラン湾に挟まれた半島の先端に位置しており、細長い町の中には中世からバロック時代の建造物がそのまま残っています。
城壁の上からはアドリア海と町を一望でき、紺碧のアドリア海に映えるオレンジ色の屋根の風景は、クロアチアのドブロブニクにも負けず劣らずの絶景です。


首都とは思えぬのどかなリュブリャナ

スロベニアの首都リュブリャナは、ルネッサンスやバロック、アールヌーボーなどのさまざまな様式の建築が調和した芸術的な町です。
緑の丘の上に建つリュブリャナ城からは、赤レンガ屋根がつらなる旧市街の可愛らしい町並みを見下ろすことができます。
町の中心にはリュブリャニッツ川が流れ、自然と調和したおだやかな風景が広がります。

一国の首都とは思えない、のびやかな雰囲気を楽しみましょう。
クロアチアと合わせて巡る!9日間モデルプラン
スロベニアは、小国でありながらまだ見ぬ美しい風景に溢れています。
メインの旅行先にはならないかもしれませんが、クロアチアに行くときはぜひ、スロベニアも一緒に見てまわりたいものです。
知名度の低い国にこそ、思いがけない素敵な出会いが待っているかもしれません。
ここでは、クロアチアと合わせて周遊する9日間のプランを紹介します。
スロベニアは2~3日目です。
クロアチアの見どころについては、こちらも参考にしてくださいね。

宿泊:機中泊
宿泊:リュブリャナ
リュブリャナ ⇒ブレッド湖 ⇒ポストイナ鍾乳洞 ⇒プリトヴィッツェ国立公園
宿泊:プリトヴィッツェ国立公園
宿泊:プリトヴィッツェ国立公園
宿泊:スプリット
宿泊:ドブロブニク
宿泊:ドブロブニク
宿泊:機中泊
スロベニア旅行 プランニングのコツ
スロベニアもクロアチアも、個人旅行をするには公共交通機関などが少なく、アクセスが少し不便。
元添乗員の立場からすると、紹介したモデルプランのようにいくつもの都市を周遊する場合は、ツアーに参加するのが圧倒的に楽で、確実で、安心です。
しかし!!
- 団体旅行は苦手
- 計画する時間がない!
- 自分でちゃんと手配できるか心配…
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同じ条件でも、旅行会社によって利用ホテルや航空会社、ツアー内容や料金は異なります。
複数の会社に問い合わせて、納得のいくプランと料金を探すことはとても大切です。
でも、いくつもの旅行会社に相談の電話をしたり、メールをしたりするのは、とても面倒ですよね。
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たとえば、今回のスロベニアの旅行だと…
- (私のモデルには入っていない)ピランにも行きたい
- ブレッド湖の聖母マリア教会で結婚式を挙げたい??!?!
こんなふうに、希望を伝えるだけで、希望を叶えるプランと見積もりを提案してくれます!
契約しなければ料金は発生しない、完全無料見積もりサイトなので、クロアチアやスロベニアの旅行を検討している人は、利用して損はないと思います!
楽しいクロアチアの旅となりますように…!
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