添乗員になりたいけど、どんな人が向いているんだろう…
添乗員の適正を知りたい!
この記事では、旅行会社に約10年間勤め、世界103ヵ国を訪問した元海外添乗員の私が、あなたのこんな疑問にお答えします!
個人的には、やる気と情熱があれば、仕事はうまくいくと思っています。
でも、そこに少しの適正が加われることで、どんどんスキルアップできるし、仕事を極めることができるんだと思います。
添乗員を目指している方が、この記事を読んで一歩を踏み出してくれれば嬉しいです。
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添乗員に向いている人:適正がなくてもやる気があれば大丈夫!
ズバリ、添乗員に向いている人はこんな人です!
10個まとめて紹介します!
- 旅行が好き
- 人が好き
- 体力に自信あり
- 何でも食べる鉄の胃袋
- どこでも眠れる
- ムードメーカー
- 歴史や地理の勉強が好き
- メンタルの強さ
- 聞き取りやすい声
- 稼ぐのが目的ではない
でも、これが全部当てはまる、スーパーマンみたいな人はいないですよね。
だから、安心してください。
今はこうした適正がなくても大丈夫です。
経験を積むことで、少しずつ身についてきますし、育ってきます。
大切なのは、添乗員をやってみたい!というやる気と情熱だと思います。
適正はあとから付いてきますよ。
一つずつ紹介していきますね。
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添乗員の適正1:旅行が好き
やっぱり、旅行が好き、これに限ると思うんです。
好きこそものの上手なれ。
という言葉もあるように、好きだからこそ頑張れたり、乗り越えられたりすることがあります。
添乗員という仕事は、体力的にも精神的にも結構キツイです。
でも私は、毎回仕事でいろいろなところに行けるのが楽しくて、刺激的で、病みつきになってしまいました。
しかも、仕事なのでお金をいただけるわけですから、旅行好きにとっては、こんなに魅力的な仕事はありません。
添乗員の適正2:人が好き
究極のサービス業
世の中にサービス業はいろいろありますが、添乗員は「究極のサービス業」と言われています。
その理由は
- お客様と接している時間が長い
- ありとあらゆるサービスに対応している
からです。
私は、最長21日間のツアーに同行したことがあります。
これはちょっと極端ですが、ヨーロッパーのツアーだと10日間前後は当たり前です。
どんなサービス業も、10日間付きっきりで対応するような仕事は、他にはないと思います。
その間、添乗員は本業の旅程管理のほかに、こんなこともやっています。
- モーニングコールをかけて、お客様を起こす
- 出発のとき、スーツケースを確認し積み込みの手伝いをする
- 食事の際はドリンクオーダーを取る
- 部屋にトイレットペーパーがなければフロントにもらいに行く
- 病気になれば病院にお連れする
小さなことから大きなことまで、お客様のサポートは多岐にわたります。
もはや何でも屋さんですね。
お客様に楽しんでいただけるように、影で走り回っているのが添乗員です。
しかも、そこに見返りはありません。
見返りを求めることなく、人が喜ぶ姿を見て自分も嬉しくなれる人や、人の世話を焼くのが好きな人には向いています。
明るくて社交的、笑顔が素敵
添乗員は、お客様を盛り上げるムードメーカー的な存在でもあります。
旅行は、赤の他人同士が数日間かけて、知らない場所を巡ります。
団体がバラバラだと円滑に進みません。
添乗員が上手に団体をまとめ、一致団結しているツアーは成功します。
まさにツアーは「運命共同体」です。
ムードメーカーとなって、ツアーを盛り上げられる人には向いているでしょう。
また、明るく、笑顔が素敵な添乗員には好感が持てます。
見るからに疲弊していたり元気がないと、お客様も心配しますよね。
本当に疲れていたり、それは無理です、と思うような要望も時にもあります。
そんな時でも、とにかく笑顔で気持ちの良い対応が添乗員には必要です。
添乗員の適正3:体力に自信あり
添乗員の仕事はとにかく体力勝負です。
朝早くから夜遅くまで仕事があり、拘束時間が長くなりがちです。
また、海外添乗の場合には、時差ボケで身体がしんどい場合も多いです。
それでも、現場ではツアーの安全運行を徹底し、トラブル対応やお客様対応をしなければなりません。
基本的にはツアーには1人で同行しています。
「風邪をひいてしまったので、今日は休みます」というわけにはいきません。
体調管理も仕事のうち。
日ごろから体調管理を徹底し、十分な体力と気力を養っていることがとても大切です。
添乗員の適正4:何でも食べる鉄の胃袋
添乗中は、基本的にはお客様と同じ食事を摂ります。
あまりにも好き嫌いが多いと、食べられるものがなく、エネルギー不足になってしまいます。
ツアー中はとにかく体も動かしますし、頭を使います。
好き嫌いなくしっかり食事を摂ることが、体調万全でいる秘訣です。
また、お客様の中には、東南アジアなどで水や油が身体に合わず、おなかを壊してしまう方がいらっしゃいます。
お客様ならまだしも、添乗員がおなかを壊してしまうと、それこそ仕事どころではありません。
胃が丈夫であることも大切です。
ツアー中は食事をゆっくり食べている時間はないので、早食いになってしまうのは避けられません。
こんなに美味しい料理をかけこんで食べないといけないなんて…
最初は悲しくなりますが、これはそのうち慣れてきます。
添乗員の適正5:どこでも眠れる
先ほどの食事とも通じますが、添乗員はとにかく体力勝負なので、食事と睡眠をしっかりとることが本当に大切になってきます。
枕が変わったら眠れない、なんていう人は、ちょっと添乗員には向いていないかもしれません。
どこでも、そしていつでも眠って体力を温存できる人が、添乗員を長続きできる人だと思います。
添乗員の適正6:コミュニケーション上手
添乗員は、お客様にものごとを伝える仕事なので、コミュニケーション能力がとても大切です。
私は就職活動をしているときに、「英語ができれば、海外添乗員になれる」と思っていました。
もちろん、英語力はあるに越したことはないのですが、実は英語以上に必要なのは日本語でのコミュニケーション能力です。
なぜなら、添乗員が相手にするのは、日本人のお客様であって、日本語で会話をするからです。
あなたが、20代、30代の場合、お客様は目上の人になることが多いです。
敬語や話し方もとても大切です。
日本語でのコミュニケーションがしっかり出来た上で、英語力があれば、添乗の行き先が増えるなど、仕事が広がる可能性が出てくると思います。
添乗員の適正7:好奇心旺盛で勉強好き
旅程管理をスムーズに進めるうえで、事前の学習はとても大切です。
- 国の一般情報
- 観光名所の知識
- 史跡の歴史
- レストランやホテルの場所
- お土産
- 名物料理
ざっと書き出しただけでも、事前に勉強することは山ほどあります。
観光地の案内は、基本的には現地ガイドの仕事です。
しかし、「聞き逃してしまったので教えてほしい」と言われたり、食事の際に観光地について話が盛り上がったりすることもあります。
そんな時に、自分の言葉で説明できると、「あ、この添乗員はよく知っているな」と信頼されます。
また、ヨーロッパの添乗では、英語ガイドの案内を通訳することが多くなります。
完璧に通訳ができれば問題ないのですが、ヨーロッパの芸術や建築は専門用語も多く、一筋縄ではいきません。
そんな時は、ガイドが言っていることを噛み砕いて、自分が勉強して理解していることの中から抜粋して説明します。
勉強量の多さで英語力をカバーしている添乗員は、実際にたくさんいます。
まとめると、
- 歴史や文化、地理が好き
- 勉強や調べものが苦にならない
- 英語も抵抗なく勉強できる
こんな人は、添乗員に向いています。
さらにこうした適正があると、添乗員の仕事はもっと楽しくなります。
- 人に教えたり伝えたりすることが好き
- 人前で説明するのが得意
こんな能力があると最強です。
- ノートづくりや書き物が得意
- 記録として残すことが好き
添乗は1度行ったら終わりではなく、何度も同じところへ行きます。
知識を積み重ねることで、どんどんスキルアップしていきます。
また、細かい情報まで丁寧にまとめられたレポートは、会社でも重宝され、信頼に繋がります。
添乗員の適正8:メンタルが強い
添乗員は、ひとりでさまざまな問題と向き合っているので、とてもストレスが溜まる仕事です。
小さなにクヨクヨしていると、あっという間に精神的に潰れてしまいます。
少々のことは、「まあ、いっか」と流せるメンタルの強さが必要です。
といいつつ、実は私はこれがとても苦手です。
お客様から言われたことをいちいち気にしてしまって、落ち込んだり、ひとりで考え込んでしまうことが多かったです。
そうすると、どんなに好きな仕事でも苦痛になってきます。
- 添乗員は常に矢面に立たされている
- 少々のクレームは仕方がない
- ある程度割り切って仕事に向き合う
こういう人は、精神的に折れることなく長く続けられると思います。
添乗員の適正9:マルチタスクが得意
添乗員は、常に先読みをしながら、ツアーを運行しています。
例えば、バスの中では、同時にこんなことをしています。
- レストランに到着する時間をドライバーに確認
- 到着予定時間をレストランに連絡
- 午後の観光地情報に目を通す
- ホテルに宿泊確認と人数の連絡
海外の場合、日本語ガイドが同乗していなければ、英語で対応しなければいけません。
その間に、渋滞やお客様の体調不良など、トラブルが発生すれば対応します。
添乗員は、先を読みながら物ごとを進め、かつ同時進行で複数のことに対応しています。
- 目の前のことを要領よくこなしていくことが得意
- タスクをゲーム感覚でこなせる人
- そのことに快感を覚えるような人
こんな人には大変向いている仕事です。
添乗員の適正10:声が聞き取りやすい
添乗員は、お客様に必要事項を正確に伝えなければなりません。
バスの中であればマイクがありますが、屋外では自分の声がすべてです。
また、観光地や空港や駅というのは、たいていの場合、混雑していて雑音であふれています。
そうした場所でも、きちんと伝わるように聞き取りやすい大きな声が出せるというのは重要です。
また、時には注意喚起のために、大きな声を出してお客様の安全を守らなければならないときもあります。
おしゃべりに夢中になって町を歩いているお客様の後ろから車が来ているような場合に、「危ないから避けてください!」というような場面です。
大きな声というのは添乗員には欠かせません。
恥ずかしくて大きな声が出せない、という人は添乗員向きではありません。
私の声は「どこにいても良く聞こえるわ!」とお褒めの言葉をいただくことが多かったのですが、喉を痛めやすくて苦労しました。
バスや飛行機の中は乾燥していたり、そもそも日本より乾燥している地域の方が多く、ただでさえ喉が乾燥して声が出にくくなります。
そうしたところで常に声を出しているので、声がかれて出なくなってしまうのです。
力任せに声を出すのではなく、腹式呼吸で上手に声を使えるように、日ごろから意識することで少しは改善しました。
ツアーの最後の方になると良く声をからしてしまい、お客様には聞き苦しい場面もあっただろうなと反省が尽きませんでした。
【まとめ】添乗員に向いている人
以上、添乗員の適正を10個紹介しました。
これらの適正がある人は、添乗員に向いていて、添乗員として長く活躍できます。
全て備わっている必要はありませんが、これらの適正が多ければ多いほど、楽しく、そして長く仕事が出来るはずです。
添乗員の仕事に興味のある人の参考になれば幸いです。
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