【感想】国内バスツアーに一人参加してみた／気まずい？

こんな悩みでお困りではないですか。

ズバリ、バスツアーの一人参加は全然気まずくありません！

興味のあるバスツアーがあるのなら、一人でも思い切って参加しちゃいましょう！

この記事では、旅行会社に10年勤務し、添乗員として国内、海外問わず年間150日以上案内していた私が、国内バスツアーに一人で参加する魅力や楽しみ方をお伝えします。

国内バスツアーは、気軽に参加できるのが何よりのポイント。

友達と日程や希望を合わせるために、あくせくする時間がもったいないです。

季節限定もののツアーなら、迷っているうちにタイミングを逃してしまいますよ。

思い立ったが吉日。サクッとツアーに参加しちゃいましょう！

【事実】国内バスツアーに一人で参加している人、多いですよ

バスツアーへの一人参加は最初は緊張するかもしれません。

実際は、一人で参加している人は多いんですよ。

みんな自分の旅を楽しんでいるので、あまり人のことは気にしていません。

気が合う人がいれば一緒におしゃべりを楽しめばいいですし、そうでなければ一人の時間を楽しめばいいんです。

なので、一人参加は気まずくなんてないですよ！

ちなみに、私は誰とでもおしゃべりできるタイプなので、ご年配の方ともいろいろ話し込んじゃいます…

国内バスツアーに一人で参加するメリットは大きい！

国内バスツアーに一人で参加するのは、気まずくなってしまう場面もあるかもしれません。

でも、ツアーの一人参加にはそんなデメリットを上回るメリットがあります。

ズバリ、この５つ。

ツアー中、多少気まずくなったとしても、このメリットを体験してしまうと、ヤミツキになってしまう人が多いようです。

好きな時に行きたい場所に行ける

旅行は、自分の好きな時に行きたいところに行くのが一番です。

友達と一緒だと、日程を調整したり、自分の希望を我慢したりしなければいけません。

バスツアーは気軽にサクッと参加できるのがメリット。

特に、日帰りバスツアーだと、

くらいの、気軽なテンションで参加できます。

わざわざ友達と日程をすり合わせる必要なんてありませんよ。

個人では行きにくいところへもおトクに行ける

私がバスツアーを利用するのは、アクセスがちょっと悪いけど行ってみたいところがあるとき。

私は車を運転しないので、国内旅行は公共交通機関を利用するのですが、場所によってはアクセスしづらいことも。

私は自然や植物が好きなので、山あいの地域に行くことが多いのですが、まあ、アクセスが悪い。

そんなときは迷わずバスツアーを利用します。

自分で公共交通機関と宿を手配するより、料金を安く抑えられることが多く、コスパ最強です。

（数年前に利用したので、内容は少し変わっています）

白川郷や福島の花見山は、公共交通機関ではアクセスしにくく時間もかかってしまいますが、バスツアーに参加することで気軽に、しかもおトクに楽しむことができました♪

ほかにも、尾瀬のハイキングや登山に行くときにもよくバスツアーを利用していました（今は子育てのためお休み中）。

疲れてバスの中で寝てしまっても、目的の駅までちゃんと送り届けてくれるのでありがたいです。

カニ食べ放題・スイーツバイキング・ビュッフェ…気兼ねなく

食べ放題プランやビュッフェって、一人でレストランに入るのは勇気がいりますよね？

バスツアーなら、団体客としてレストランに入るので、食べ放題もビュッフェも自分のペースで思う存分楽しめますよ。

最近、バスツアーの食事はどんどん豪華になっています！

食事をメインにしているバスツアーもありますよね。

日帰りなら観光もついて１万円以下で楽しめるプランもあるので、かなりおトク。

これは私も参加したい！と思うバスツアーを見つけたので紹介します♪

いちご狩り、ぶどう狩り、シャインマスカット狩り…くだもの狩りも楽しめる

くだもの狩りをやってみたいけど、一人で予約して行くのはなんか寂しいな～という人も、バスツアーなら他のお客さんと一緒なので安心です。

バスツアーは季節の旬のものが多いので、いちごやぶどう、シャインマスカットなど、くだもの狩りがセットになっているプランが豊富！

お土産にくだものをもらえたりして、とってもおトクな気分になれます。

でも、果樹園があるのって、だいたい自然が豊かなところなので、アクセスが悪いじゃないですか。

私は、ぶどう狩りとか梨狩りをやってみたくて、電車と路線バスで行こうとしたら、バスが数時間に１本しかなくて諦めちゃったこと、何度かあります。

バスツアーなら、そうした心配もないので、思う存分くだもの狩りを楽しめますよ！

＼ これからが旬 ／

※一人でも気軽にいちご狩りを楽しめます

個人では泊まりにくい高級宿／予約がとりにくい人気宿にも泊まれる

高級旅館に一人で予約して宿泊するのも、ちょっぴり勇気がいりますよね。

ツアーなら、その点もクリアです！

ひとりで贅沢な時間を楽しみましょう！

また、なかなか予約が取れない人気の宿に泊まりたい場合も、ツアーならあらかじめ旅行会社が確保しているので確実に宿泊できます。

国内バスツアーに一人で参加すると気まずいの？デメリットは？

バスツアーにいざ一人で参加するとなると、気まずいと感じて一歩を踏み出せない人は多いようです。

一人参加のデメリットや、気まずいと感じてしまう場面を解説します。

客層が違うと気まずいこともある

あなたが30代でひとり参加したとして、他の参加者が60代以上の夫婦ばかり…そんなツアーだと、堅苦しく感じてしまいますね。

逆に、あなたがシニア層なのに、参加したら卒業旅行の学生ばかり…これも気まずいです。

たとえ一人参加でも、周りも同年代だと、そこまで気まずいことはないと思います。

会社によっては、若者向けか熟年層向けか、特徴がはっきりしている旅行会社もあります。

HISやクラブツーリズムが、国内バスツアーを豊富に扱っていますが、どちらかというと、HISは学生や20～30代の方が多く、クラブツーリズムは40代～60代の方が多い印象です。

参加している客層が自分と合わないツアーを選んでしまうと、「こんなはずではなかった…」ということなってしまいます。

自分の年齢に近い人がいるか、同性の一人参加の人がいるかどうかで、ツアーの印象が大きく違ってくるのは事実です。

気になる場合は、旅行会社に問い合わせてみることをお勧めします。

添乗員時代、ツアー中に意気投合して、ずっと仲良くしているお客様をたくさん知っていますし、次の旅行に一緒に参加する、なんて話もよく聞きますよ。

旅行会社に聞いてみよう！

• ほかにひとり参加の人はいるか
• ひとり参加の人の性別や年代
• 参加者の年齢層

料金が割高になる（一人部屋追加料金）

ツアーの部屋は、通常ツインの部屋を確保しています。

一人で参加する場合、２人分の部屋代を支払わなければいけないため、部屋代が追加で発生します。

パンフレットで「一人部屋追加料金」とあるのが、その料金です。

写真を撮る時は…添乗員に遠慮なくお任せください！

一人で参加していると、自分が映った写真を撮るのに苦労するかもしれません。

他の人も写真を撮っている場所なので、声をかけづらかったり、タイミングが合わなかったりしますよね。

添乗員は、なるべく一人参加の人のシャッターを押すように気配りしています。

添乗員から声がかからなくても、お願いして大丈夫ですよ。

食事の際の相席

初対面の人がたまたま一緒のツアーになっただけなので、当然気が合わない人や苦手なタイプの人もいます。

そうした人と食事で相席になると、気まずくなってしまいます。

たいてい、食事は４人掛け以上の大テーブルなので、周りにいる気の合う人と話せば問題ありません。

しかし、どうしても２人席に同席になったり、4人テーブルに「夫婦+自分+合わない人」が座る場合もあります。

そうした場合は、気まずくなってしまうかもしれませんが、お食事を楽しみましょう。

バスで隣の席になる

バスの配席は、添乗員があらかじめ指定していることが多いです。

夫婦や友達が隣同士になるように配慮するので、どうしてもひとり参加の人同士が隣になってしまいます。

なるべく、同性・同年代の人と隣り合わせになるように配慮していますが、だからと言って気が合う人とは限りませんよね。

どんなにベテラン添乗員でも、誰と誰が気が合う・合わないまでは、出発前には分かりません。

実は、バスの座席決めは添乗員泣かせの仕事だったります。

バスツアーは、バスの移動が長くなってしまいがち。

隣の人がウザい！気が合わないな…と思ったら、無理にお隣さんとお話しなくても大丈夫。

• ひっそり寝る
• イヤホンをして音楽を聞く
• ガイドブックや本を読む

こんなふうに過ごしましょう。

あなたの旅行ですもの！無理に合わせる必要はありません。

オフラインでも利用できる音楽や雑誌のサブスクに入っておくと、スマホ一つで快適なバス時間がつくれるのでおススメです。

無料キャンペーン期間があるので、まだ使ったことがない人は旅行前に登録して、旅行期間中にお試しで使ってみるのがいいかも！

（必要なければ、無料期間中に解約しちゃいましょう…！）

音楽を聴いても聞かなくても、イヤホンをもっておくといいですよ。

隣の人と話したくないな…とおもったら、イヤホンをして音楽を聴いているフリをしちゃいましょ！

バス車内で広々快適に過ごせるように「１人で２席」を確約している会社もあります。

特にコロナ以降、「１人２席」が主流になっています！

隣に人がいなければ、こうした気まずさもなくなりますね。

クラブツーリズムの「おひとり様限定ツアー」なら、バスはひとり２席を確約。

隣に座る人を気にせず、気軽に一人参加に挑戦できますよ。

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国内バスツアーに一人で参加して楽しむコツ

でも、やっぱり一人でバスツアーに参加するのはちょっと…という人に、ここでは一人でツアーに参加する際に、気まずくならないためのコツを紹介します。

「おひとり様限定」ツアーに参加する

バスツアーに一人で参加するのをためらってしまうのは、ツアーの参加者が夫婦やカップル、友達同士ばかりだと、自分が浮いてしまったり、孤立してしまうのでは…という心配があるからですよね。

「おひとり様限定」ツアーであれば、ツアー参加者は全員一人参加なのでとっても気楽。

意気投合すればお話すればいいですし、気が合わなければ自分の時間を楽しめばオッケーです。

「おひとり様歓迎」ツアーは、全員ではないものの、一人参加が多いので安心です。

こうしたツアーを選ぶと、一人で国内バスツアーに参加するハードルが下がります。

クラブツーリズムなら、「おひとり様限定ツアー」が豊富、かつ「バスは１人２席確保」なので、気軽に一人参加に挑戦できますよ。

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旅行会社に問い合わせる

旅行を申し込む際に、他にも一人参加の人がいるかどうか、旅行会社に問い合わせてみてください。

また、ツアーの雰囲気を知るためにも、次のようなことを確認すると、事前に心の準備が出来ますよ。

これらは、旅行会社にもよりますが、たいていの場合は教えてもらえます。

ただし、直前に申し込んだりキャンセルする人もいるので、聞いた人数から実際は変更になる可能性もあることは忘れないでくださいね。

また、一人参加がはじめてだったり、不安な場合は、旅行会社や添乗員にあらかじめ伝えておくのも一つの手です。

バスツアーはたいていの場合、添乗員が同行しているので、ツアー中も配慮してくれますよ。

添乗員を独占しない

一人参加の場合、話し相手がいないので、どうしても添乗員と話す時間が長くなります。

添乗員は、特に一人参加の方が孤立されないように気を遣っています。

ですが、時に添乗員を四六時中独占してしまう方がいます。

あまりにも独占欲が強いと、添乗員としても対応しきれなかったり、ちょっと面倒になってしまうこともあります。

何より、他のお客様から煙たがられてしまうので、気まずくなってしまいます。

複数のお客様に対して、添乗員は一人です。

どうか、他のお客様のことも配慮して、添乗員との会話を楽しんでいただけると嬉しいです。

団体行動を守る

一人参加に限らず、ツアーに参加する全ての人に守ってほしいのですが、特に一人参加の人こそ、団体行動に注意してほしいです。

家族や友達と参加していれば、うっかり案内事項を聞き逃したり、勘違いしてしまってもリカバリーが効きます。

しかし、一人参加の場合は、聞き逃しや勘違いは致命的だからです。

集合時間に遅れたり、案内を聞いていなくてミスを招くことが多発すると、他のお客様からは良く思われず煙たがられます。

悪目立ちしてしまうと、ツアーでは気まずくなってしまいますよ。

個人としてしっかりと自立して参加している方は、他のお客様とも和気あいあいと楽しんでいる方が多かったです。

添乗員としても、そうしたお客様は安心感があり、好感が持てました。

まとめ：国内旅行ツアーは、一人参加も楽しめる！

ここまで、バスツアーに一人で参加するメリットと、気まずくならずに楽しむコツを紹介してきました。

元添乗員の立場からも、バスツアー利用者としても、バスツアーに一人で参加するメリットはとても大きいです。

実際に私も、個人では行きにくい場所や、ハイキングやくだもの狩りなど一人では体験しづらいアクティビティをする際に、バスツアーを利用させてもらっています！

これまでのところ、特に不満はありません。

コスパもいいし、手土産ももらえるし、とってもおトクに楽しめています！

だから、あなたがもし迷っているなら、一人でも気軽にどんどんツアーに参加してほしいです！

添乗員の立場からしても、ツアーの一人参加、ぜんぜん迷惑じゃないです！

あまり心配せず、気楽に参加してみてください。

ひとり参加がはじめてで不安なことを伝えておけば、添乗員がしっかりサポートしてくれるはずです。

ひとりで快適なバス時間を過ごすために…

旅行は我慢したり人に合わせたりせず、自分の思い通りに楽しみたいですよね。

一人参加も、気ままで悪くないですよ。

参加してみると、案外ひとり参加のとりこになってしまうかもしれません。

楽しい旅行になることを願っています！