2022年の夏休みに、家族4人で佐渡に1週間滞在しました。
はじめの5泊は、佐渡南西部の『敷島荘』さんに連泊しましたが、最後の1泊だけ『ドンデン高原ロッジ』さんにお世話になりました。
その時のモデルルートはこちら
ドンデン高原ロッジでは、バーベキューや虫取り体験など、夏を満喫するアクティビティが満載。小さなお子様連れの方にこそおすすめしたい場所です!
この記事では、ドンデン高原ロッジでのアクティビティのレビューと、尻立山までのハイキングについてまとめています。
子どもや赤ちゃんと一緒にドンデン高原ロッジの宿泊を検討している人や、子どもと一緒に尻立山に登れるかな?と心配している方の参考になれば幸いです。
『ドンデン高原ロッジ』でアウトドアアクティビティを楽しみ尽くす!
ドンデン高原ロッジでは、
- 尻立山へのハイキング
- バーベキュー
- 星空観察
を楽しみたいなと思っていました。
せっかくなら天気がいい方がうれしいですし、子どもが小さいので雨だと大変だな~と思っていたら、なかなか予約ができないまま出発の日を迎えることに…。
幸い、空室はいくつかあったので、旅行中も天気予報を常にチェック。天気が良さそう!というのを確認して、予約を入れたのでした。
じゃらんなら、バーベキュープランや虫取り体験プランなど、さまざまなアクティビティから宿泊プランを選べます(夏季限定)。
わが家が選んだのは、「手ぶらでバーベキュープラン」の「和室」です。
このロッジは2段ベットの部屋がメインですが、和室もあります。
小さな子どもと一緒だと、和室が安心ですよね。
クーポンやポイントも利用できてお得に宿泊できるので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
ドンデン高原ロッジまでのアクセス:バスやタクシーはあるの?
ドンデン高原ロッジは、佐渡の玄関口である両津港から車で40分ほど山道を登ったところにあります。
距離にして15㎞ほどですが、クネクネした山道のため距離の割には時間がかかります。
今回の宿泊は、旅行中に急きょ確定したので、すでに利用していたレンタカーは他に予約がはいってしまい、延長はできませんでした。
ほかにもいくつかレンタカー会社をあたってみましたが、週末ということもあり、どこも予約でいっぱい。
車がない場合は、両津港からドンデン高原ロッジまで、乗り合いタクシーか定期バスを利用します。
私たちは、ドンデンリンクラインという乗り合いタクシーを利用して向かいました。
予約が必要で、こちらのドンデンリンクラインのホームページか、SADO OUTDOOR BASEでできます。
ドンデンリンクライン(乗り合いタクシー)
運行期間
2023年6月1日~11月10日
※上り(A)
両津港タクシー乗り場出発 ① 9:15 ~ アオネバ登山口 ② 9:30 ~ ドンデン高原ロッジ到着 10:00
両津港タクシー乗り場出発 ③12:45 ~ アオネバ登山口 ④13:00 ~ ドンデン高原ロッジ到着 13:30
※下り(B)
ドンデン高原ロッジ出発 ①10:10 ~ アオネバ登山口 ②10:40 ~ 両津港タクシー乗り場到着 10:55
ドンデン高原ロッジ出発 ③13:40 ~ アオネバ登山口 ④14:10 ~ 両津港タクシー乗り場到着 14:25
料金
3,000円
「ドンデンリンクライン」お問い合わせ・ご予約
SADO OUTDOOR BASE (佐渡アウトドアベース)
TEL0259-58-8081
私たちは、行きは12:45に両津港を出発、帰りは10:00にドンデン高原ロッジを出発する便を利用しました。
時間を持て余すこともなく、ちょうどよかったです。
このドンデンリンクラインは、SADO OUTDOOR BASEがタクシー会社に外部委託をしているようで、観光タクシーをイメージするといいと思います。
他にもお客さんがいれば乗り合いになるようですが、今回は私たち家族だけでした。
実際、私たちが乗ったのも通常のタクシーでした。
9人乗りのバンもあるようなので、大人数でも安心ですね。
3日前までの予約推奨なので、予定が決まったら早めに問い合わせてみてくださいね。
ドンデンライナー(定期バス)
運行期間
2023年4月22日(土)~5月31日(水)の毎日運行
※天候や残雪状況によって、運行期間が変更になることがございます。
行き
1号 両津港発 8:50 → アオネバ登山口 9:05 → ドンデン高原ロッジ下駐車場着 9:40
3号 両津港発 12:05 → アオネバ登山口 12:20 → ドンデン高原ロッジ下駐車場着 12:55
※1号便は両津港8:30到着カーフェリーご利用のお客様におすすめです。
帰り
2号 ドンデン高原ロッジ下駐車場発 10:00 → アオネバ登山口 10:25 → 両津港着 10:40
4号 ドンデン高原ロッジ下駐車場発 13:20 → アオネバ登山口 13:45 → 両津港着 14:00
料金
両津港⇔アオネバ登山口 おとな1,000円 こども500円
両津港⇔ドンデン高原ロッジ おとな1,500円 こども750円
アオネバ登山口⇔ドンデン高原ロッジ おとな1,000円 こども500円
※いずれも片道料金です。
「ドンデンライナー」のお問い合わせ・申込
新潟交通佐渡株式会社 定期観光バス予約センター
(TEL:0259-52-3200 営業時間 9:00~17:00)
※予約期限 ご利用日前日の17時まで(※満席になり次第受付終了)
ドンデンリンクライン(乗り合いタクシー)とドンデンライナー(定期バス)は名前が似ていてますが、運行期間や時間、運営会社が異なります。どちらも予約が必要です。よく確認して利用してくださいね!
ドンデン高原ロッジから尻立山へハイキング:子どもでも登れる?
尻立山には、ドンデン高原ロッジの駐車場の登山口から登り始めます。
ガイドブックなどには、登山口から尻立山までは20分ほどで到着、と紹介されていますが、3歳半の娘が一生懸命歩いて、30分ほどで山頂に到着しました。
途中、何度か抱っこしてもらっていましたが、3歳児の足でも十分に山頂まで頑張れました。
本当は、そこからさらに20分ほど下った湖まで行ってみたかったのですが、娘が「疲れた」と言い始めたので、無理せず撤収。
絶好のコンディションなのに引き返すのは悔やまれましたが、無理をしても仕方がありません。
こんな時こそベビーキャリアを持ってきておけばよかったな、少しの後悔が残りました。
3年間使った登山用ベビーキャリアのレビューはこちら
それにしても。登山口から15分ほど登っただけで、佐渡の町並みと海を見渡せる絶景が広がっていることに感動。
山と海の風景を同時に楽しめるなんてとっても贅沢!これぞ島旅登山の魅力だな~と大満足でした。
ここからは、写真とともに山頂までの様子をどうぞ!
- ロッジの裏から登山スタート
- 10分ほど登ると一気に視界がひらけます
-
大変なのは最初の10分ほどで、ここまで来ると、あとはなだらかな丘陵地帯が続きます。
- なだらかな丘陵地帯を進みます
-
登山道はよく整備されているので、子どもでも大丈夫!小学生くらいのお子さんが何人か楽しそうに登っていました。
- あっというまに山頂
-
絶景かな~と思いながら歩いていると、本当にあっという間に山頂についてしまいました。家族4人ではじめての登山が佐渡の尻立山となるなんて!
- うしろ髪を引かれる思いで下山
-
眼下に見下ろす赤い屋根の避難小屋まで行ってみたかったのですが、娘の体力が持ちそうにないので、今回はここまで!
ドンデン高原ロッジは絶品グルメも集結!おしゃれなカフェやディナーもできる!
ドンデン高原ロッジは、ビストロディナーが食べられることでも有名です!
私たちも、子どもがもう少し大きかったらバーベキュープランではなくてビストロディナーを食べてみたかったです。
佐渡の町並みを見下ろしながらビストロディナーだなんて、とってもオシャレですよね。
全国旅行支援が始まります!
— ドンデン高原ロッジ自然リゾート【公式】 (@DONDENSANSOU) October 10, 2022
この機会に是非ビストロを絶景のドンデンでいかがでしょうか?#ドンデン #全国旅行割 #全国旅行 #山頂でビストロ #前菜の盛り合わせ #佐渡に行こう pic.twitter.com/I5c1d278Db
本日の前菜
— ドンデン高原ロッジ自然リゾート【公式】 (@DONDENSANSOU) October 21, 2022
サーモンのエスカベッシュ&ムース
同じサーモンでも調理法を変えてご提供!#サーモン #エスカベッシュ #ムース #ドンデン #ビストロ #佐渡で洋食 #佐渡の美味しい料理を出す宿 pic.twitter.com/NixZHUDavu
めちゃくちゃおいしそう!カップルに人気のコースなのも頷けます。
ディナーは諦めましたが、スイーツは食堂でいただけますよ!
見てください!このオシャレなチーズケーキ!
お花も食用花で、食べられるんです。
ハイキング後でぜんぜんオシャレな恰好ではありませんが、コーヒーとともに優雅なひとときを過ごせました。
チーズケーキと沢の水で淹れたコーヒーのセットで900円。
ハイキングに興味がなくても、このスイーツとビストロをいただきにくるだけでも十分価値がある場所です。
ドンデン高原ロッジの「手ぶらでバーベキュー」は子どもも楽しめる?予約方法は?
今回、私たちが予約したのは、手ぶらでバーベキュープラン。
本当に手ぶらでしたが、すべて用意してくれているので、気軽に楽しめます。
相談すれば持ち込みもできるようで、中にはシーフードを持ち込んでいるファミリーもいました。
「しまった!その手があったか~」
と、少し後悔。
でも、用意してくれているお肉と野菜もたっぷりあり、ボリュームもちょうどよかったです。
ちなみに、娘はまだそんなに食べないかなと思い、「布団あり・食事なし」プランにしたので、用意されているのは大人2人分の食材です。
お子様連れの場合は、ソーセージなどがあると食べやすいかもしれませんね。
食後は、夜景を見ながらぼーっと焚火を楽しみました。
ま、マシュマロが欲しい…マシュマロ焼きたい。
これも持ち込めばよかったのか…そんな衝動に駆られております。
常連さんなのか、手持ち花火を持ってきている方もいました。
またもや「その手があったか~」という感じですが、夜花火を楽しみたい方は用意してもいいですね。
バーベキューをするところはウッドデッキなので花火はできませんが、奥のテント場で楽しんでいましたよ。
後片付けの方法などは、ロッジの方に確認してみてください。
「手ぶらでバーベキュー」プランは本当に手ぶらでも楽しめます!
が、ちょっと工夫するともっと楽しめそうです。
たとえば、こんなものを用意してはどうでしょう。
- 子ども用の食材(ソーセージなど)
- シーフード
- マシュマロ
- 花火
持ち込みは要相談なので、必ず事前にロッジに確認してくださいね!
クーポンやポイントも使えるので、お得に宿泊できますよ。
ミヤマクワガタの「昆虫採集プラン」や、土星の環を探す「星空観察プラン」もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
残念ながら雲が湧いてしまって、星空は見えず、いったん部屋に入りましたが、寝る前に雲が切れて星空出現。
都会育ちの娘に、満天の星空を見せることができました!
ドンデン高原ロッジ施設情報:アメニティやお風呂はある?
ドンデン高原ロッジは、もともと「ドンデン山荘」という名称でした。
「山荘」なので、設備などが気になる方も多いと思います。
私は登山愛好家なので、お風呂のない山小屋でも全く問題なく宿泊できるタイプなのですが、家族、しかも子どもと一緒となると、そうはいきませんよね。
ドンデン高原ロッジは、山の宿泊施設でありながら、「個室」確約ですし、「お風呂」もあるので家族連れでも安心して利用できますよ。
2段ベットが2台あるつくりが基本のお部屋です。
小学生くらいだと、2段ベッドのお部屋でも問題なさそうですね。
なんだか林間学校みたいで楽しそうです!
実際に、何組か小学生連れのご家族が泊まっていました。
ほかにも、和室が2部屋と、なんとツインベッドのお部屋もありますよ!
カップルや小さなお子さまと添い寝する場合はツインのお部屋もいいですね。
私たちは、和室を予約したので、家族でゴロゴロ快適に過ごせました。
写真を撮ろうと思った時には、荷物が散乱してお見せできる状況ではなくなってしまったので、ホームページからの写真で失礼します…
和室だと小さな子どもや赤ちゃんと一緒でも安心です。
じゃらんなら、ペットと一緒に泊まれるプランも予約できますよ。
アメニティも、山のロッジとは思えない充実ぶりです。
- 浴衣
- 歯ブラシ
- バスタオル
- ハンドタオル
- ボディソープ
- リンスインシャンプー
- ドライヤー
- ヘアブラシ
- 髭剃り
ホテルや一流旅館のような高級感はありませんが、アウトドア施設としては十分すぎるくらいではないでしょうか。
もはや一般的なビジネスホテル並みのアメニティはそろっています。
あえて準備するとしたら、リンスインシャンプーが苦手な場合、使い慣れたものを持って行くくらいでしょうか。
お風呂も清潔感があって快適に利用できました。
山小屋をイメージして行った私としては、
もはや旅館レベル!
と感動したくらいです。
※感じ方には個人差があります。我が家はアウトドア派なので、感動するポイントが低めかもしれません…
ドンデン高原ロッジは子どもも大人も大満足のアウトドア体験型の宿泊施設
以上、ドンデン高原ロッジでのアクティビティ体験レポートでした。
アクセスについては、レンタカーか自家用車が時間に縛られないので便利です。
公共交通機関を利用する場合は、2つの方法があります。
- 4月末から5月末までの花の時期は、ドンデンライナー(定期バス)
- 6月から11月まではドンデンリンクライナー(乗り合いタクシー)
いずれも予約が必要です。
ドンデン山荘から尻立山までは、5歳前後のお子様なら30分ほどで到着できると思います。
3歳半の娘は、途中何度か抱っこしてもらって到着しました。
手ぶらでバーベキュープランなら、気軽にバーベキューが楽しめます。
持ち込みも可能なので、シーフードやマシュマロ、花火などがあると、もっと盛り上がりそうです!
持ち込む場合は、かならず事前に相談してくださいね。
子どもといっしょに、佐渡でアウトドアな夏を楽しみたい!という方には、ドンデン高原ロッジの宿泊、おすすめです。
今回、私たちが体験した「手ぶらでバーベキュープラン」はじゃらんの特別プランです。
ほかにも、夏休みの自由研究プランとして、「虫取り体験プラン」や「星空観察プラン」などもありますよ♪
ぜひ、チェックしてみてくださいね。