ウユニ塩湖に行ってみたいけど、乾季と雨季、どっちがいいんだろう…?
行き方や持ち物も知りたい
この記事では、海外添乗員として世界103カ国を訪問し、ウユニ塩湖には合計3回、雨季も乾季も行ったことある私が、あなたのそんな疑問にお答えします。
- 雨季と乾季の特徴「
- ウユニ塩湖への行き方
- ウユニ塩湖に持って行くといいもの
こんなことをまとめてみました♪
自分で手配したり、言葉の面で不安な人は、ツアーに参加したり、旅行会社にプライベートツアーを手配してもらうと安心です。
【ベストシーズン】ウユニ塩湖は乾季・雨季どっちがおすすめ?
ズバリ、鏡張りの絶景を見たいのであれば、絶対に雨季です!
雨季は、12月から3月頃までの期間です。
この時期は雨が多く、塩湖の表面が水で覆われ、まるで鏡のような美しい景観が広がります。
この時期には、青空と雲のコントラストが鮮やかで、空と地面が一体となるような絶景を楽しむことができます。
ただし、雨季なので当然雨が降ります。天候が不安定なので、曇り空や雨模様で期待していた風景が見られない、ということもあります。
また、雨季は観光客が多く、どこも観光客でごった返しています。
かつては「秘境中の秘境」とも言われましたが、今ではすっかり観光地化されています。
日本人もたくさんいるので、もはや秘境感は期待しない方がいいでしょう。
乾季に比べて価格も高くなる傾向があります。
一方、乾季は、5月から11月頃までの期間です。
この時期は、天気が安定しており、太陽が照りつけるため、青空と広大な白い塩原が見渡せます。
また、乾季は、塩湖の表面に塩の結晶が形成され、珍しい光景が現れます。
この時期は晴天率が高いため、星空観察に絶好のシーズンとなります。
標高が高くて空気が澄んでいるため、星がものすごくきれいに見えました!
どちらもそれぞれに魅力があるので、好みによって選んでくださいね。
どうやって観光するの?
ウユニ塩湖を観光する際には、4WDで塩の原を走ります。
雨季であれば、水が張っている絶景ポイントを目指して進むイメージです。
当然、道や標識はありません。
ガイドとドライバーは長年の経験と勘、そして仲間との情報のやり取りによって、その時の絶景スポットへと連れて行ってくれます。
真っ白な地面がどこまでも続く塩湖で、現在地を見失わないのはスゴイ!と感激!
絶景ポイントで4WDを降りたら、写真を撮りながら絶景を楽しみましょう!
昼食は、キャンプ用のテーブルとイスを用意して、ウユニ塩湖のまっただ中でピクニックランチ!
絶景の中で食べる食事はこれまた最高ですよ!
ウユニ塩湖に宿泊している場合、ツアーは、日中・夕暮れ時・夜の星空・朝日と、1日の中で何度か実施されます。
ツアーのプランよって、ホテルからウユニ塩湖に何回4WDを出してくれるかが違うので、プラン内容をよく確認してくださいね。
(夜も行けると思っていたのに、日中と夕方だけだった…ということがないように。)
観光のあいだは、その都度、ホテルに戻ってくるので、休んだり食事をしたりできますよ。
出発前には必ず、トイレを済ませてくださいね!
時間帯によって、見える風景は全く違うので、ぜひ可能な限り参加してみて!
特に、夕暮れ時のマジックアワーがおすすめです!
刻々と変化する光景は、この世のものとは思えない風景でした
ウユニ塩湖へ日本から行くには?
ウニ塩湖は南米のボリビアという国にあります。
日本からウユニ塩湖に行くには、
日本 →アメリカ内都市 →マイアミ(アメリカ) →ラパス(ボリビア) →ウユニの町 →ウユニ塩湖
が一般的です。
日本からボリビアへの直行便はなく、ボリビアのラパスまで少なくとも2回乗り継ぐ必要があります。
ボリビアに到着するまでに30時間近くかかるので、やっぱり南米は遠いですね…
ラパスに着いたら、ウユニ塩湖まではもうひと頑張り!
ラパスからウユニ塩湖の玄関口であるウユニの町までは
- 陸路で約9時間
- 飛行機で約1時間
の2択。予算や体力、日数に応じて決めるといいと思います。
ラパス~ウユニ間のフライトは2011年から開始されたので比較的新しいルート。
私がはじめて添乗員としてウユニ塩湖を訪れたのは2010年だったので、その時は陸路で移動しました。
悪路でガタガタ揺れる中、10時間の移動は本当にきつかった…
体力や日程に余裕がある人だけおすすめします。
ウユニの町から4WDに乗って、ようやくウユニ塩湖に到着です。
思いっきり絶景を楽しんでください!
ウユニ塩湖に行くまでがとっても大変!
自分で手配したり、言葉の面で不安な人は、ツアーに参加したり、旅行会社にプライベートツアーを手配してもらうと安心ですよ。
ウユニ塩湖に行くなら持っていきたいもの
ウユニ塩湖は、標高3,656メートルの高地にあるため、気温が低く、日差しが強いです。
そのため、日よけ対策、乾燥対策、防寒対策がとっても重要!
忘れないように準備して、現地では快適に絶景を楽しみましょう。
それでは、絶対に持って行くべき10のアイテムを紹介します!
- サングラス:日差しが強いため。塩湖からの照り返しも強烈なので絶対に必要!
- 日焼け止め:高地のため紫外線もめちゃくちゃ強いです!
- リップクリーム:同じ理由で、唇のケアも忘れずに。
- 厚手のジャケット:朝晩は気温が低いため、暖かいジャケットが必要です。防寒性に優れたダウンジャケットがおすすめ!
- 手袋:朝晩の冷えに備えてあると便利。
- ホッカイロ:こちらもあると便利。使用後は、ラパスまで持ち帰る配慮を。
- 長靴:雨季は長靴での観光が快適。貸し出しもあります。サンダルは塩で足が切れてしみるので地獄です。
- トイレットペーパー・除菌ティッシュ:トイレにティッシュがあることはほとんどないと心して。
- 携帯用トイレ:万が一に備えてあると便利。
- トリックアート用のおもちゃ:ガイドが用意している場合もありますが、こだわる方はぜひ。
そのほか、高山病予防対策として持っていくといいものはこちらにまとめました。
まとめ:ウユニ塩湖は雨季がおすすめ!乾季は星空が綺麗!
今回は、ウユニ塩湖の雨季と乾季についてまとめてみました。
それぞれに特徴があるので、好みで選んでいいと思います。
絶景として有名になった「天空の鏡」を体験したいなら、雨季一択♪
ウユニ塩湖は、標高が高く、乾燥しているため、日よけ対策、乾燥対策、防寒対策がとっても大切です。
これからウユニ塩湖に行く人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
楽しい旅行になりますように!
不明な点があれば、問い合わせフォームからご質問も受け付けています!