海外旅行でスリにあうのってどんなとき?
スリにあわないために、どんなことに注意すればいいの?
海外はスリが多いとは聞くけれど、実際にどんな場面ですられたり、ひったくられたりするのか、イメージできる人は少ないと思います。
この記事では、海外添乗員として約10年間で103ヵ国を案内してきた私が、あなたのこんな悩みや疑問を解決する記事を用意しました。
この記事を読むことで
- 海外でスリにあった体験談
- スリが発生しやすい場所や状況
- スリやひったくりに合わないために気を付けること
がわかります。
しっかりとスリ対策をして楽しい旅行にしてくださいね!
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海外旅行でスリにあうのは〇〇なとき:日本の常識は通用しない
ズバリ、海外旅行中にスリにあうのは、無防備になっているときです。
あなたは注意しているつもりでも、スリから見たら、隙だらけかもしれません。
相手はスリのプロです。
海外では日本の常識は通用しません。
日本では問題にもならないような行動も、海外ではスリやひったくりの対象になることもあります。
たとえば
- 荷物を椅子の上において、ビュッフェの食事を摂りに行く
- カフェでテーブルの上にスマホを置いて話し込む
日本では、よく見る光景ですよね。
しかし、これらを海外でやると、あなたの荷物やスマホはまずひったくられてしまうでしょう。
「気を付けているつもり」では意味がありません。
実際にどんな場面でスリにあいやすいのか、スリの手口を知って、事前に対策してくださいね。
【体験談】海外旅行でスリにあう場所や状況を一挙大公開!
ここからは、海外旅行でスリにあってしまった体験談を紹介していきます。
いずれも添乗中にお客様が被害にあったり、会社に報告が上がった事例です。
添乗員が注意を呼びかけ、お客様も注意していたはずなのですが、それでもスリやひったくりの被害にあってしまうんです。
相手はスリのプロですから…
用心しても用心しすぎることはありません。
海外旅行でスリにあった人の体験談を知ることで、防犯対策の参考になるはずです。
特にスリや盗難が発生しやすい場所
海外旅行で特にスリが発生しやすい場所です。
- ホテルの朝食会場やロビー
- エスカレーターやエレベーター
- チケット売り場に並んでいるとき
- 写真を撮るとき
こうした場所では、特に用心してください。
「自分は大丈夫」という気持ちはなくしてくださいね。
ひとつずつ、紹介していきます。
ホテルの朝食会場
ホテルのレストランは、誰でも入ることができます。
一般客を装ってホテルに入り込み、ターゲットを狙っている場合もあります。
日本では、ビュッフェ会場で椅子にカバンを置いたまま席を立っても、荷物がなくなることはないかもしれません。
海外では、即なくなります。
椅子や机に置いた荷物は、目を離した隙になくなるのが当たり前です。
席をとるために、部屋の鍵をテーブルに置いておくのも危険です。
部屋番号が分かる鍵だと、そのまま部屋に入られるという最悪の事態も考えられます。
想像しただけで恐ろしいです。
席を確保する際は、ハンカチなどなくなっても良いものを置きましょう。
スマホも置いてはダメですよ。
ホテルのロビー
ホテルのロビーも、誰でも入ることができます。
ホテルだからと言って安心しすぎることがないようにしてください。
フロントで鞄を床に置いて、足に挟んでチェックイン手続きをしたところ、鞄ごとひったくられた添乗員仲間がいます。
自分の部屋に入るまでは、気を抜かないでくださいね。
荷物を横に置いてソファーに座ったり、足元におくのも危険です。
常に斜めがけにして、自分の前に抱えるようにしましょう。
エスカレーターやエレベーター
エスカレーターやエレベーターでは、人が近くにいても違和感がありません。
この人、やたらと近くにいるな…
と感じても、まさかスリだとは気付いていないことは多いです。
相手はプロです。
あなたが気付かないうちに、あなたのカバンに手を出しているかもしれませんよ。
しっかりとかばんに手を添えて、対策してください。
くれぐれも、ポケットに財布やスマホを入れることはしないでくださいね。
海外では、一瞬ですられてしまいます。
チケット売り場で列待ちをしているとき
列待ちをしているときも、人が近くにいてもあまり気にならない状況なので注意が必要です。
特に、チケット売り場の列は、財布を出すためにカバンを開けた瞬間をねらったスリや、手に持った財布を狙ったスリが発生しています。
観光する前でわくわくしている観光客は、興奮して注意力散漫になっているため、スリのターゲットになりやすいんです。
不必要に近づいてくる人がいたら、距離を保ちましょう。
また、カバンは常に自分の前に抱え、チケットを買うぎりぎりまで財布は出さず、出すときは周囲を見渡して不審な人がいないことを確認してから取り出しましょう。
写真を撮るとき
写真を撮る時はあなたが思っている以上に無防備になっています。
写真撮影をしていて、スマホやデジカメをひったくられる被害はよく聞きます。
ストラップなどでしっかりと自分の体に固定しておきましょう。
最近は、デジカメよりスマホで写真を撮る人の方が増えてきました。
キャッシュレス化が進み、お金をスマホで一括管理している人も多く、クレジットカード以上にスマホがなくなると困る人も多いはず。
それなのに、スマホは、ストラップが付いていないことが多いです。
添乗員さーん!写真撮ってもらっていいですか~?
とスマホを預けられると、私は相当用心していました。
お客様の大事なスマホ、悪党どもにひったくられるわけにはいきませんから…。
できれば、スマホにもストラップを付けていただけると、元添乗員としてありがたいです。
友達にスマホを託して取ってもらう際の防犯対策にもなりますよ。
友達にスマホを託して、撮影中にひったくりに合ってしまったら、お互い嫌な雰囲気 になってしまいます。
ぜひ、対策してください!
まとめ:スリにあった体験談とスリ対策
今回は、海外旅行でスリにあいやすい場所や状況と体験談を紹介しました。
いずれも、実際に被害が起きた事例なので、これから海外旅行に行く人の参考になるかと思います。
- 人が多いところ
- 人が近づいても不自然ではない状況
- 興奮したり、無防備になっているとき
こうした時は、とくにスリの被害にあいやすいです。
必要以上に恐れる必要はありませんが、日本の常識は通用しないということを認識しておくことが大切です。
スリにあいやすい場所や状況を理解して、しっかりと対策すれば、楽しい旅行になりますよ。
楽しい旅行になることを祈っています!
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